2007年05月17日

ダムのほとり

 
土地はひどく乾いていた
乾ききった野っ原だった
特攻機地になったのも無理はない
太陽が容赦なく照りつけた時代
 
takeyama.JPG
 
土ぼこりと砂利道では
自転車漕ぐのも楽じゃない
唇が乾き、喉が渇き
野っ原の先の飛行場までもう少し
窪地の出口に堰を建て
小川の水が溢れ出て
渇きは癒えたか、ひもじさも
ついにダムの湖面は広がった
posted by Webmaster at 15:56| 鹿児島 ☀| Comment(27) | TrackBack(6) | ギャラリートーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

桜 花

梅、菜の花、レンゲ、コブシ、桃、桜
花をつたって春が野山に行き亘る
人の心を漸う目覚め

一年の色気だったサイクルを歩み出す


hinatayamasakura.JPG
 
だが果たして、繰り返す自然に時はなく
人にのみ、限られた時間は与えられた
桜は今年も人心など解さぬまま
気まぐれな開花をしてみせる
 
されど時として夕暮れ、山の端掠める残光に
古都の栄華の幻が桜花とともに蘇る
空蝉の世にも咲き乱れ
桜に埋め込まれた日本人の
DNA

posted by Webmaster at 15:17| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ギャラリートーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

湾奥のピラミッド #84

三角定規を伏せたような沖小島は
 
ふるさとのヘソ
 
新田が生まれる前は
 
景勝景色ヶ浜の中心だったろう
 
今でも湾奥のピラミッド
 
遠くからでも良く見える 
 
 kojima2007.3.jpg
 
それにしても
 
この冬の暖かさ、足早な春
 
有り難かったり不安になったり
 
あっさりと去り行く冬に
 
その真意を問いただしたい
 
節度を越えて、花々が咲き乱れる前に
 
肌を焦がす太陽が現れる前に
 
ファラオたちの過ちが行き過ぎぬ前に
 
 
 
posted by Webmaster at 11:47| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ギャラリートーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

薩摩の火薬工場♯83

古来火薬の製造には

硝石なるものが欠かせなかったが

これは床下に生き物の糞尿の周りに発生するという

なんとも胡散臭い代物で

幕末からここで火薬を製造するために

鹿児島中の肥溜めから

錦江の海を越えて

硝石の元が運び込まれたとか

  shikine.JPG

 

西郷翁の指導のもと

火を吹いた薩摩の大砲

明治を切り開いた破壊力も

そうしてここで作られたとは!

湾奥に封印された

火薬工場の顛末

posted by Webmaster at 15:17| 鹿児島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ギャラリートーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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